凛として走る

加齢に伴う姿勢変化の代償(戦略)を2つ答えよ

A.

①骨盤後傾(股関節伸展)

②膝関節(屈曲)による戦略。

 

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胸椎後弯の増強、腰椎前弯の減少による

脊柱の前屈に対する代償で上記2つの戦略をとる。

 

この代償は股・膝関節への負荷を増やしてしまう。

骨盤後傾では臼蓋形成不全

膝の代償は30度程度が限界。これ以上は歩行が困難となりやすい。

 

Q.どうしてこのような代償をとっているのか?

 

A.重心制御を優先させているため。

 

加齢に伴う脊柱のアライメント変化は仕方ない。

しかし、立位保持ということを前提に考えると、

支持基底面内に重心を置いて「安定」させるという重要なことを

自然としているということ。

 

姿勢と歩行 協調からひも解く

姿勢と歩行 協調からひも解く

 

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