評価 ★★★★★
内容・感想
- 運動は脳を活性化する。
- 運動の後に勉強するとよい。また、やる気の向上・精神症状の改善が期待できる。
- 具体的には30分程度の有酸素運動(ウォーキング・ジョギングなど)を最大心拍数の60~75%程度の負荷で可能であれば毎日行うことが推奨される。
- アメリカのとある学校では0時間目にランニングをするそうだ。そして成績がUPしている事実がある。
- 運動はホルモンや神経伝達物質を出して脳細胞を活性化するらしい。
- セロトニン・アドレナリン・ドーパミンをいい方向へ使ってくれるらしい。
- 老化を防ぐには運動は最適。
- 妊婦さんも運動は推奨されているようだ。これはお医者さんに確認の必要があるとのこと。
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自分はランニングをしているためある程度運動習慣はあるだろう、、、
こんなにも効用があるとはw
ということは置いておいて、
実際に精神疾患の人たちや高齢者は、脳のある一部分が欠損?してくる。使わなくなってくる領域ができることで認知症やうつなどの症状が出てくるようだ。
それを運動することによって刺激が入り、また、同じことがループするという悪循環も防いでくれるみたい。
運動はいいですよ!
と謳っているいる本なので、いいことしか書いていないのだが、
なぜこれほどまでいいことなのにやっていない人、
肥満の人や依存症の人がいるのだろうか?
これを解決・指導するのも理学療法士としての仕事である。
退院してからどういった生活を送ってもらうことが人生のQOL向上に繋がるか、、、
そのための表現が載っているいい本だった。

脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方
- 作者:ジョン J. レイティ,エリック ヘイガーマン
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2009/03/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)