おはようございます!
ほのぼのランナーのgoshiです!
私は理学療法士ですが、呼吸の分野は学生時代から逃げてきました。
ランニングは呼吸も大切です!
「基礎から学ぶ機会はやらざる負えない環境を作るしかない!」と思い、今回受講中です。
勉強もなかなか進まないため、ブログを利用して、2021年7月に行われる「3学会合同呼吸療法認定士」のテストへ向けて勉強した内容をひたすら書いていく内容です。
・3学会合同呼吸療法認定士を受ける方!
・呼吸に興味があるランナーさん!
少しでもお役立ち情報を届けることができたらと思います。
今回は感染症についてです。
めんどくさかったですが、イメージが付かなかったため知らない言葉は調べてみました!
1類感染症(厚生労働省ホームページ参照)
感染力・重篤性・危険性が極めて高く、早急な届け出が必要になる
エボラ出血熱
「エボラウイルスという病原体で、患者の体液に触れると感染します。症状は突発的で、発熱、倦怠感、食欲低下、頭痛、嘔吐、下痢、腹痛など。重症例では、神経症状、出血症状、血圧低下などから死亡する。致死率は80-90%」
クリミア・コンゴ出血熱
「ウイルスをもっているマダニに噛まれることや、肝線維多忙物や人の血液などに触れると感染します。症状は、発熱、関節痛、発疹、紫斑(出血)、意識障害など引き起こされます。
ペスト
「ペスト菌をもつネズミ(腺ペスト)などからノミを介して感染、咳などによる飛沫感染(肺ペスト)にて人から人へ感染します。症状は、腺ペストはリンパ節炎や敗血症、重症例で場高熱、意識障害など。肺ペストは高熱、急激な呼吸困難や咳、思い肺炎、強烈な頭痛・嘔吐。」
マールブルク病
「発症は突発的で、発熱、頭痛、筋肉痛、背部痛、発疹、咽頭痛がみられる。激しい嘔吐、水様性下痢も見られる。重症化すると、散在性に暗赤色紅斑が顔面、躯幹、四肢にみられる。」
ラッサ熱
「発熱、全身倦怠感を初発症状とし、高熱、大関節痛、腰部痛があらわれる。頭痛、咳、咽頭痛、後胸骨痛、心窩部痛、嘔吐、下痢、 腹部痛がよくみられる。重症化すると、顔面、頚部の浮腫、消化管粘膜の出血、脳症、胸膜炎、心のう 炎、腹水、時にショックがみられる。いったん軽快し、2〜3 カ月後に再燃し、心のう炎や腹水を生ずることもある。」
(厚生労働省ホームページ参照)
痘そう
「急激な発熱(39 ℃前後)、頭痛、四肢痛、腰痛などで始まり、発熱は2 〜3 日で40 ℃以上に達する。小児では吐気・嘔吐、意識障害なども見られることがある」
南米出血熱
「初期症状として突然の発熱、筋肉痛、悪寒、背部痛、消化器症状がみられる。3~4日後には衰弱、嘔吐、目まいなどが出現し、重症例では高熱、出血傾向、ショックが認められる。」
2類感染症
急性灰白髄炎
「発熱(3日間程度)、全身倦怠感、頭痛、吐き気、項部・背部硬直などの髄膜刺激症状を呈する。軽症例(不全型)では軽い感冒様症状又は胃腸症状で終わることもある。重症例(麻痺型)では発熱後に、突然四肢の随意筋(多くは下肢)の弛緩性麻痺が現れる。」
結核
「結核菌という細菌が体の中に入ることによって起こります。肺の内部で増えるため、咳、痰、発熱、呼吸困難等、風邪のような症状が多いですが、肺以外の腎臓、リンパ節、骨、脳など身体のあらゆる部分に影響がくることもあります。」
ジフテリア
「ジフテリア菌が、主に気道の分泌物によってうつり、喉などに感染して毒素を放出します。この毒素が心臓の筋肉や神経に作用することで、眼球や横隔膜(呼吸に必要な筋肉)などの麻痺、心不全等を来たして、重篤になる場合や亡くなってしまう場合があります。」
重症急性呼吸器症候群
「SARSの自然経過としては、発熱、悪寒戦慄、筋肉痛など、突然のインフルエンザ様の症状で発症します。その後、非定型肺炎、下痢、ARDS(急性呼吸窮迫症候群)へ進行し死亡する例もあります。」
中東呼吸器症候群
(病原体がMERSコロナウイルスであるものに限る)
「発熱、咳嗽等から始まり、急速に肺炎を発症し、呼吸管理が必要となることも。下痢などの消化器症状のほか、多臓器不全(特に腎不全)や敗血性ショックを伴う場合もあります。」
鳥インフルエンザ(H5N1)
「初期症状の多くが、高熱と急性呼吸器症状を主とするインフルエンザ様疾患の症状が見られます。臨床的に明らかな肺炎が多く見られる。また、急性窮迫性呼吸症候群(ARDS)となることも。
鳥インフルエンザ(H7N9)
「高熱と急性呼吸器症状を特徴として、重症の肺炎が見られることがああります。急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の症状、二次感染、脳症、横紋筋融解症に進展した報告があります。」
3類感染症
感染力・重特性・危険性は高くはないものの、集団発生を起こす可能性が高いため、早急な届け出が必要になる
コレラ
「近年のエルトールコレラは軽症の水様性下痢や軟便で経過することが多いです。水様便を1日数リットルから数十リットルも排泄し、激しい嘔吐を繰り返すことも。その結果、著しい脱水と電解質の喪失、チアノーゼ、体重の減少、頻脈、血圧の低下、皮膚の乾燥や弾力性の消失、無尿、虚脱などの症状、及び低カリウム血症による腓腹筋(ときには大腿筋)の痙攣がおこる。胃切除を受けた人や高齢者では重症になることがあり、また死亡例もまれにみられます。」
細菌性赤痢
「全身の倦怠感、悪寒を伴う急激な発熱、水様性下痢症状があります。腹痛、しぶり腹、膿粘血便などの赤痢症状がでます。近年では重症例は少ないようです。」
腸管出血性大腸菌感染症(O-157)
「無症候性から軽度の下痢、激しい腹痛、頻回の水様便、さらに、著しい血便とともに重篤な合併症を起こし死に至るものまで様々です。」
腸チフス
「高熱、比較的徐脈、バラ疹、脾腫、下痢など、腸出血、腸穿孔を起こすこともあります。重症例では意識障害や難聴が起きることもあります。」
パラチフス
「パラチフス菌によって起こります。症状は腸チフスと比較して、軽症の場合が多いです。」
4類感染症
人通しの感染はないが、動物・飲食物などを介して人に感染するため、早急な届け出が必要になる
E型肝炎
ウエストナイル熱
黄熱
オウム病
鳥インフルエンザ(H5N1は除外)
含め全44疾患
5類感染症
国家が感染症発生動向の調査を行い、国民・医療関係者・医療機関に必要な情報を提供・公開し、発生及び蔓延を防止する必要がある感染症
全数把握
アメーバ赤痢、ウイルス性肝炎(A・E型を除く)、カルバペネム耐性腸球菌、後天性免疫不全症候群(HIV・エイズ)バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症、バンコマイシン耐性腸球菌感染症、百日咳、破傷風、クロイツフェルトヤコブ病などで侵襲性髄膜炎菌感染症、風疹、麻疹の3疾患は直ちに最寄りの保健所に届け出る。
水痘(入院に限る)、播種性クリプトコックス症、急性弛緩性麻痺(急性灰白髄炎を除く)
定点把握
インフルエンザ(鳥及び新型インフルエンザなど感染症を除く)、手足口病、水痘、RSウイルス感染症、流行性耳下腺炎、突発性発疹、感染性胃腸炎
新型インフルエンザ等感染症
新たに人から人に感染するようになったウイルスを病原体にするインフルエンザ。
新型インフルエンザ、再興型インフルエンザ
指定感染症
既知の感染症の中で、上記の1~3類感染症に分類されない感染症で、1~3類感染症に準じた対応が必要な感染症
新感染症
人から人に伝染すると認められる疾患で、既知の感染症と症状、治療効果が明らかにそれまでのものとは異なり、その感染力と罹患したときの重篤度から判断して、極めて危険度が高い感染症
まとめ
・感染症の種類には1~5類+新型インフルエンザ等感染症、指定感染症、新感染症に分けられる。
(厚生労働省ホームページ参照)
・名前だけを覚えるのではなく、背景のところも知っておくことで、知識として頭に入りやすいと思って調べた結果を載せてみました。
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※間違った情報があれば申し訳ありません。
※各自で要確認!!
参考文献
・第25回3学会合同呼吸療法認定士 認定講習会テキスト
・呼吸療法認定士予想問題集
・呼吸療法認定士再現過去問題集(アプリ付き)
・呼吸リハビリテーション
・グーグル先生
これらを駆使して理解していきます!
アプリ付き!
つまりスマホで勉強できるものはこれ!
私はこれでスキマ時間に勉強中!