凛として走る

P91~101【5 呼吸機能とその検査法】をまとめてみた①

ほのぼのランナーのgoshiです!

呼吸の知識があったら、ランニングにも活かせるのではないか?という発想から、3学会合同呼吸療法認定士の試験合格を目指して勉強中であります。

 

少しでもお役立ち情報を届けることができたらと思っています。

よろしくおねがいします!

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呼吸生理の基礎と検査法の概要

  • 肺におけるO2摂取とCO2排出の効率位を調べるのが肺機能検査です。
  • 肺機能検査として調べるのは、
  1. 外界との空気の出し入れに関する換気機能
  2. 肺胞内でのガスの移動に関するガス交換能
  3. 換気と循環の相関(換気血流比)
  • など。
  • 換気能を調べる:パイロメトリー(フローボリューム曲線)、排気量分画
  • 換気の不均等性:N2単一呼出曲線検査
  • 量・気流量・圧と量の関係・流量と圧の関係:コンプライアンス、気道抵抗、呼吸抵抗などの検査
  • 肺胞-毛細血管間のガス移行の効率を調べる:拡散能

 

  • 肺胞気動脈血酸素分圧較差(A-aDO2):20mmHgで明らかな異常と判定。
  • 気道の過敏性と可逆的な収縮を知るための検査:過敏性・可逆性検査
  • 呼吸調整機能:換気応答反応
  • 耐運動能:運動負荷検査(6分間歩行距離と酸素飽和度や動脈血ガスの変動を見る)

 

 

  • BTPS:体温37℃、測定支持の気圧で水蒸気飽和された状態をいいます。
  • STPD:標準温度0℃、標準気圧1気圧(760mmHg)で水蒸気を含まない乾燥した状態といいます。
  • ATPS:測定時の室温、大気圧で、水蒸気で飽和された状態を言います。

主な呼吸機能検査

パイロメトリー

  • 被検者の口元における気量の出入りをはかることにより、各種肺気量を求める検査法です。
  • 座位または立位で行います。
  1. 数回の安静換気
  2. 最大呼気と最大吸気を合わせて肺活量を測定
  3. 最大吸気位から最大努力下に呼気をさせる
  4. 1秒量、努力肺活量、1秒率を計算
  1. 気量を実測
  2. のちに微分により気速を求める
  1. 気流量を実測
  2. のちに積分により気量を求める
  • ①1回換気量:通常500ml
  • ②肺活量(VC):%VC80%以上
  • ③努力肺活量(FVC):%FVC80%以上
  • ④1秒量(FEV1)
  • ⑤1秒率(FEV1%):70%以上

換気障害のパターンと主な疾患

  • 正常:%VC≧80%、かつFEV1%≧70
  • 閉塞性障害:%VC≧80、かつFEV1%<70
  • 拘束性障害%VC<80%、かつFEV1%≧70
  • 混合性障害%VC<80%、かつFEV1%<70

 

まとめ

  • ガス交換に関してどんな検査があるのか知っておくこと
  • その検査の目的と使い方・判定基準を知る
  • 換気は4パターンに分かれる

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※間違った情報があれば申し訳ありません。

※各自で要確認!!

 

参考文献

・第25回3学会合同呼吸療法認定士 認定講習会テキスト

・呼吸療法認定士予想問題集

・呼吸療法認定士再現過去問題集(アプリ付き)

・呼吸リハビリテーション

・グーグル先生

 

これらを駆使して理解していきます!

 

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私はこれでスキマ時間に勉強中!