凛として走る

P164~169【6 呼吸不全の病態と管理】をまとめてみた⑥~穴埋め3問~

ほのぼのランナーのgoshiです!

呼吸の知識があったら、ランニングにも活かせるのではないか?という発想から、3学会合同呼吸療法認定士の試験合格を目指して勉強中であります。

 

少しでもお役立ち情報を届けることができたらと思っています。

よろしくおねがいします!

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肺がん

  • 概念と疫学:肺に発生する癌(原発性肺癌)と多臓器に発生した癌の肺への転移(転移性腫瘍)がある。単に、肺がんという場合は、原発性肺癌をさす。
  • 本人における癌死の第《  》位で、発症率は50歳以上で急激に増加。
  • 男性7.4%、女性3.1%

 

  • タバコとの関連:発がん因子として極めて重要。
  • 他のリスク:職業性暴露(アスベスト)、COPD間質性肺炎、肺結核など。
  • これらの外因による遺伝子と内因性因子のバランスにより、変異が起こり、様々な段階を得て臨床的な肺がんができる。
  • 発見動機:自覚症状(咳・痰・息切れなど)や集団検診

注意すべき症候

  • 局所進展:気道閉塞による喘鳴、胸膜炎による胸痛、反回神経麻痺による嗄声、食堂への浸潤による嚥下障害、上大静脈症候群(顔面・頸部・上半身の浮腫など)
  • 転移巣の症状:骨転移による痛み、脳転移による麻痺、頭痛、意識障害など。
  • 遠隔効果:肥大性骨関節症、ホルモン産生腫瘍など

 

TNM分類

  • T:原発巣の大きさや周囲臓器との関係
  • N:リンパ節転移
  • M:遠隔転移の有無

 

  • stageⅠA・ⅠB:肺内に原曲
  • ⅡA・ⅡB:肺門まで
  • ⅢA・ⅢB・ⅢC:縦隔、周辺臓器まで
  • ⅣA・ⅣB:遠隔転移あり
  • 小細胞癌の場合、LD(同側胸郭内)とED(それ以上)にも分類される。

 

  • 非小細胞肺癌(NSCLC):早期であれば手術、適応がなければ放射線や化学療法が検討
  • 扁平上皮癌:全体の20-30%
  • 腺癌:全体の50%、90%は末期
  • 大細胞癌:全体の約5%、予後不良

 

  • 小細胞癌(SCLC)
  • 全体の20%。進行早く予後不良

治療

  • 手術療法:病巣を含む葉切除+リンパ節郭清
  • 化学療法:分子標的薬、抗がん剤、免疫チェックポイント阻害薬
  • 放射線治療:stageⅢ期の化学放射線療法(抗がん剤放射線による同時治療)
  • 放射線単独療法としてstageⅠ-Ⅱの手術不能例、stageⅢで用いられる。
  • 呼吸管理・全身管理:対象的な治療(胸水の穿刺排液、胸膜癒着術、局所放射線療法、緩和ケアなど)

 

  • 予後

Ⅰ期:83.8%

Ⅱ期:50.1%

Ⅲ期:22.4%

Ⅳ期:4.8%

気胸

  • 胸腔内に空気が流入し、肺が虚脱した状態
  • 自然気胸
  • 《    》:特に肺疾患を背景とせずに生じる気胸
  • 二十歳代、男女比:4~13:1
  • 《    》:何らかの開始時間を背景として生じる気胸
  • 60歳台以降、再発しやすい。 

 

  • 症状:突然の胸痛、息切れあるいは呼吸困難で発症する。
  • 突発性自然気胸では長身・痩せ型の人に多い。

 

治療

  • 初回の場合は原則内科的治療を行うことが多い。
  • 再発例では外科的療法選択することが多い。

 

穴埋めの答え

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肺がん

日本人における癌死の第《 1 》位で、発症率は50歳以上で急激に増加。


気胸

  • 自然気胸
  • 原発》:特に肺疾患を背景とせずに生じる気胸。 
  • 続発性》:何らかの開始時間を背景として生じる気胸

 

 

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※間違った情報があれば申し訳ありません。

※各自で要確認!!

 

参考文献

・第25回3学会合同呼吸療法認定士 認定講習会テキスト

・呼吸療法認定士予想問題集

・呼吸療法認定士再現過去問題集(アプリ付き)

・呼吸リハビリテーション

・グーグル先生

 

これらを駆使して理解していきます!

 

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