ほのぼのランナーのgoshiです!
呼吸の知識があったら、ランニングにも活かせるのではないか?という発想から、3学会合同呼吸療法認定士の試験合格を目指して勉強中であります。
少しでもお役立ち情報を届けることができたらと思っています。
よろしくおねがいします!
今回からは計算問題についてかいてみます。
いくつかありますので、反復して頭に入れていきます!
- 気道抵抗
- 動的コンプライアンス(Cdyn)
- 静的コンプライアンス(Cstat)
- 肺胞酸素分圧(PAO2)
- シャント率(Qドットs/Qドットt)
- 生理学的死腔
- 動脈血酸素含有量(CaO2)
- 酸素供給量(DドットO2)
- まとめ
気道抵抗
気道を通じて肺胞に送り込まれるには圧力が必要です。
ガスが1本の管を流れる時、その両端に働く圧較差(P)とその気流速度(Vドット)は比例関係にあります。
(ポアズイユの法則)
Vドット=P×πr4乗/8μl
Vドット → 気流速度
P → 圧較差
r → 管の半径
l → 管の長さ
μ →流体の粘性
気道抵抗(R)は気道内に1L/secの気流を生じつために必要なその時の駆動圧(P)であり、圧力を気流速度で割った値、
R=P/Vドット=8μl/πr4乗
として表されます。
人工呼吸中の気道抵抗は、
R≒(最高気道内圧-吸気プラトー圧)/気流速度Vドット
という近似式から推定できます。
動的コンプライアンス(Cdyn)
Cdyu=Vt/(Ppeak-PEEP)
Cdyu → 動的コンプライアンス
Vt → 一回換気量
Ppeak → 最高気道内圧
PEEP → 呼気終末陽圧
静的コンプライアンス(Cstat)
Cstat=Vt/(Ppause-PEEP)
Cstat → 静的コンプライアンス
Vt → 一回換気量
Ppause → ポーズ圧
PEEP → 呼気終末陽圧
肺胞酸素分圧(PAO2)
PAO2=PIO2-PaCO2/R
PAO2 → 肺胞酸素分圧
PIO2 → 吸入酸素分圧
PaCO2 →動脈血二酸化炭素分圧
R → 呼吸商
※呼吸商:消費する酸素に対して産生される二酸化炭素の比率
シャント率(Qドットs/Qドットt)
Qドットs/Qドットt=(CcダッシュO2-CaO2)/(CcダッシュO2-CvO2)
Qドットs/Qドットt → シャント率
CcダッシュO2 → 肺毛細血管血
CaO2 → 動脈血酸素含量
CvO2 → 混合静脈血酸素含量
*カタカナで「ダッシュ・ドット」使って見にくいですね、、、
生理学的死腔
生理学的死腔=解剖学的死腔+肺胞死腔
動脈血酸素含有量(CaO2)
CaO2=1.34×Hb(g/dL)×SaO2/100+0.003×PaO2(mL/dL)
CaO2 → 動脈血酸素含量
Hb → ヘモグロビン
SaO2 → 動脈血酸素飽和度
PaO2 → 動脈血酸素分圧
酸素供給量(DドットO2)
DドットO2=心拍出量×CaO2(mL/分)
DドットO2 → 酸素供給量
CaO2 → 動脈血酸素含量
まとめ
同じような英数字ばっかりで嫌になりますが、日本語に置き換えることでなんとなく分かって来ます!
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※間違った情報があれば申し訳ありません。
※各自で要確認!!
参考文献
・第25回3学会合同呼吸療法認定士 認定講習会テキスト
・呼吸療法認定士予想問題集
・呼吸療法認定士再現過去問題集(アプリ付き)
・呼吸リハビリテーション
・グーグル先生
これらを駆使して理解していきます!
アプリ付き!
つまりスマホで勉強できるものはこれ!
私はこれでスキマ時間に勉強中!