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シャント?死腔?換気血流比不均等?P53~54、66

ほのぼのランナーのgoshiです!

呼吸の知識があったら、ランニングにも活かせるのではないか?という発想から、3学会合同呼吸療法認定士の試験合格を目指して勉強中であります。

 

少しでもお役立ち情報を届けることができたらと思っています。

よろしくおねがいします!

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シャント

  • 無気肺のような全く含気のない肺胞を流れる肺血流は、ガス交換には関与せず混合静脈血がそのまま左心室に戻り全身に送り出される。
  • このような血流をシャントという。
  • シャントが多ければ多いほど酸素化能が低下する。

シャントの種類

  • 真性シャント:換気の全く行われていないVドット/Qドット比が0の肺胞を流れる血流
  • シャント様効果:換気が不十分でVドット/Qドット比が低い領域を流れる血流
  • 解剖学的シャント:健常人でも1~2%程度は存在するテベシアン静脈や気管支静脈のようなガス交換に関与せずにそのまま左心系に流れていく血流
  • 生理学的シャント:これら三つを合わせたもの 

死腔

  • 健常成人の吸気量は約500ミリリットルほどであるが吸気ガス全てが末梢気道においてガス交換に関与しているわけではない。これを解剖学的死腔と呼び成人ではおよそ150ミリリットル程度ある。

 

  • 気管挿管されて人工呼吸を受けている患者の場合には、気管チューブ人工鼻呼吸回路との接続チューブの容積も換気量のうちに含まれるが、これらもガス交換に関与していないし空となり機械的死腔と呼んでいる。

 

  • 肺胞にまで吸気が到達していても、肺塞栓症を起こして肺血流が途絶えてしまっている領域の肺胞では、ガス交換は行われる二酸化炭素を含まない吸気ガスがそのまま呼出されることになる。このような肺胞における思考は肺胞死腔と呼ばれる。

 

  • 解剖学的死腔と肺胞死腔を合わせたものを生理学的死腔と呼ぶ。

 

肺胞ガス障害を惹起する生理学的原因は二つに大別される。

 一つは換気血流比不均等、もう一つは拡散障害である。

換気血流比不均等

  • 左右血流シャントと死腔が含まれる。
  • 何らかの疾患によって肺実質が後輩に障害された場合を考えてみる。
  • 障害の程度が肺の各部位によって異なるとするとそれぞれの部位において肺胞換気と肺血流の分布か著名に異なるはずである。その結果各部位のVドット/Qドット値は有意に異なった値を呈する。このような状態を換気血流不均等と呼ぶ。
  • 換気血流不均等は正常肺でも生理的換気血流不均等が存在する

まとめ

  • シャントとはガス交換が行われていない血流のこと
  • 死腔は気道や呼吸器のチューブなどのガス交換に関与していないところ
  • 換気血流比不均等は、シャントや死腔などによって肺の換気が異なっていること 

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※間違った情報があれば申し訳ありません。

※各自で要確認!!

 

参考文献

・第25回3学会合同呼吸療法認定士 認定講習会テキスト

・呼吸療法認定士予想問題集

・呼吸療法認定士再現過去問題集(アプリ付き)

・呼吸リハビリテーション

・グーグル先生

 

これらを駆使して理解していきます!

 

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