この本は、
世界記録を打ち立てた中長距離選手の
練習メニューのあつまりです
大切なのは、
2時間7分で走るランナーと
同じワークアウトはを同じように行うことではない。
大事なことは、
長く継続すること、
限界を超えベストを目指して
戦い続ける自分自身を鼓舞していくことである。
・今の練習に限界を感じている
・マンネリ化している
・もっといい方法があるのではないか探している
このようなことを思ったら
読んでみるとなにかヒントが貰える本です。
内容の順番的には
①基礎づくりのこと
②各トレーニングのこと
③回復や遊び心のこと
などが、
具体的な数字を含め書いてあります。
ただ、
各選手がこのような練習をしていた、、、
と言った内容なので
くれぐれも自分の練習に合うか?
ということは考えておいたほうがいいと思います。
(初心者には負荷量が高いです・・・)
①基礎づくりのこと
ロングランにはどれくらいの距離が必要だろうか?
90分以上の練習はロングランと言える。
ただし目標とするレース距離、
体力レベル、経験によって違ってきます。
適切なペースとは?
すべての距離で会話ができるペース。
②各トレーニングのこと
インターバルトレーニング
5000mのレースペースに合わせる事をすすめる。
理由は、レースペースと同じか、
それよりも速く走ることで
足の動きが保たれるからである。
ずっと実行可能なインターバルトレーニングを行うことが大切。
ヒルトレーニング
骨格・筋系にとってはかなり低いストレスで、
高い呼吸・循環器系の刺激を与えれる。
テンポ走
会話するのがつらいくらいのペースでよい。
何年にもわたって一貫して行う事が大切であり、
いかに速く走ったかではない。
その他割愛・・・
③回復や遊び心のこと
緩い日の練習ができるだけ緩く
きつい日の練習はできるだけきつく走る。
ほとんどは中程度の同じきつさで、
ずっと練習を続けるというミスを犯してしまう。
ランニング中に楽しみを吹き込むことはとても大切である。
まとめ
- オリンピックや世界陸上に出る選手は、
各練習の目的がしっかり分かっている。 - 練習と回復のオンオフがはっきりとしている。
- 継続が大切。
評価
★★★★★
感想
私は陸上経験がないため、
走ることに関しての練習のレパートリーを
増やそうと思いこの本を読んでみた。
文字でみてみるとできそうな気がしているが、
実際にやるとしんどくてとてもできるような練習メニューではない。
終始この本を読んで一貫している事は
ランニングを楽しむことや、
目的をもって行うこと、
継続すること、
などが大切なような印象がした。
私も楽しんでランニングを続けていこうと思う!
できれば毎年記録が伸びていくような
練習メニューを組み立てていきたい!
日本語版はamazonにはないようです・・・
私は月間陸上オンラインショップで買ったような気がします。
(覚えていませんが、手元にあるので・・・)