凛として走る

雷神と心が読めるヘンなタネ こどものためのゲーム理論 を読んでみた。感想とか。

 

ざっくり内容

小学6年生の少年。

書店での出来事から、相手のことを考える(ゲーム理論)ことを学んでいく話。

ゲーム理論というと

テレビゲーム?や遊び?を思い浮かべるかも知れない。

まぁ、違う。

 

一言で言うなら、

ゲーム理論とは、

相手のことを考えるってこと

と捉えた。

 

どういうことかというと、

こういう状況では

相手はこう動くから、

自分はこう動くだろうな。

と予測する。

 

こういう状況になったら

相手は自分はこういう行動をするだろう?

と考える的な感じ。

 

ゲーム理論は経済学に含まれるようだ。

名前の雰囲気からは

簡単で楽しそう!

と思ったが、そうではなさそうだ。

 

本書では

日常で起こり得るような内容でストーリーにしてくれており

わかりやすかった。

 

例えば、

学級会での決めごとの話。

多数決ではなく一人ひとり意見を聞いていく展開では、

誰が最初に意見をいうかで

最初の人につられていくということが起こるそうだ。

(展開は本書を見ていただいたらと思うが、、)

 

確かに、

心ではやりたくないな~とおもっていても

自分以外の全員がやりたいと思っている状況では

周りの意見に合わせてしまう可能性は十分ある気がする。

 

===

 

ゲーム理論の本を読んだのが

数冊目だったため

頭に残りやすかったのかも知れません。

 

心が読めるタネなんてものを

周りの人が使っている・・・

なんて思うと、

世間の動きも変わってきそうである・・・