凛として走る

「とにかく仕組み化」を読んでみた。感想とか。



リーダーや経営者向けの本。

といった印象。

環境を整えて、

自動化していくって感じではなく、

うまくいっていないのなら、

うまくいく仕組みを

どんどんつくっていこう!

といった感覚。

 

だから、

この本は仕組みを変えることができる立場の人が

読まないと効果がうすいかもしれない。

 

もちろん、

そうでない職員の人が読んでも、

組織がどう動いているのかという

視点がえられるかもしれない。

人は一人で生きていけない。歯車の一部である

歯車の一部になりたくない・・・

 

何となく分かる気がする。

そして独立や転職を考えたり。

 

しかし、

日本にいる以上、

何かしら人に関わる。

仕事ならなおさら。

 

自分には自分の役割がある。

それが歯車。

 

歯車をネガティブに感じるのもこれで薄れてくると思う。

仕事ができている人からパターンを真似る

いわゆるマニュアルのこと。

 

できている人から

できているやり方を学ぶ。

 

誰でもできるようにすることで

組織はいい方向へ進んでいく。

 

暗黙知をなくしていくこと。

暗黙知・・・経験的に使っている知識だが簡単に言葉で説明できない知識のこと

wikiより)

 

その人にしかできないことであれば

仕組みにならない。つくれない。

目的(企業理念)は忘れないようにする

組織に属しているなら

自分の仕事がどこに向かっているのかを常に意識する必要がある。

 

組織は何かしらの目的のため動いている。

感想・雑談

タイトルからなんとなく想像は、できそうな内容。

冒頭で「性弱説」という言葉が出てくる。

性弱説とは・・・

人は楽をして生きるものだ、と精神論を諦めた上で物事を考えた方がいいという教え

です。(P28)

 

性弱説初めて聞いた言葉。

分かっていても、

自分は何でもできると思ってしまうジレンマには逆らえない。

 

だから仕組み化が必要。

 

どんな状況や環境でもできるようにすること。

仕組みにしておけば、

機会は平等に与えられて、

最低限の行動は行えると思われる。

 

===

 

ま、

仕組みを作るのがめんどくさい。

そして修正するのも。

 

本書の内容でもあったと思うが、

仕組みは作って終わりではない。

 

うまくいかなければ、

うまくいくように変えなければ、

うまくいかない。

 

言葉にすれば当たり前だが、

人間は現状維持が大好きな生き物。

 

うまくいく仕組みを

自分で考えて実践して行動していくしかないと思った!

 

久しぶりのビジネス書。

やっぱりおもしろい!

 

文字数は少なく、読みやすい!

大事なところは太字になっていたり、

タイトル表記があるからみやすい。

 

300ページ以上あるが、

文章も分かりやすいためどんどん読み進められた本だった。