- 親子で幸せになる子育てとは?
- 子育てでつらいのは、〇〇と思いこむこと
- 教えるのは、あくまで子どもが〇〇といってから
- 決めるのは〇〇。大人は〇〇を伝える
- 子どもは〇〇な存在
- 〇〇できない大人には、
- 子どもは本音をしゃべらない
- 抱っこ抱っこ抱っこ
- 感想
親子で幸せになる子育てとは?
子どもと対等な立場で行う子育て、
自由に生きる力を育む子育ては、
親も子も幸せにします。
以下、気になったところをピックアップしています。
子育てでつらいのは、〇〇と思いこむこと
子育てでつらいのは、
親が本来かすみ草として花を咲かせる子に対して、
「こんなはずじゃない、この子はバラに育つはずだ、
そだてなければ」
と思うこむこと。
子どもを否定すること。
(P26)
子どもを応援し、
サポートし、
才能を伸ばしてあげるのは大人の役目です。
ただ、
子供の優秀であったり、
おかねもちであったり、
なにか大きな事をなすことが
偉いわけではないということ。
その子なりの花の形や、
花の咲かせ方がある!
==(感じたこと)==
その子なりってのがむずかしいんですよね。
しかし、
大人の思い通りに育てる(大人の考える成功)のが
子育てではないのはなんとなくわかります。
子どもが失敗しないように、
事前に準備しすぎるのも過保護でしょうし、
子どもより先に、
子供のやりたいことを乗っ取るのも
やってしまうかもと思うと、
抑える気持ちは必要そうです。
教えるのは、あくまで子どもが〇〇といってから
教えるのは、
あくまで子どもが「やりたい」と言ってから。
強制はしません。
(P45)
例えば、
名前を読めたりかけたりすることは
人間社会で生きていくには便利なこと。
どう教えるか?
強制的に教えるのではなく、
機会が来たら教える・伝える感覚。
名札という物をわたしたり、
見る機会があると、
「自分で書きたい」や
「読めるようになりたい」
的なことを子どもたちから言ってくるのだとか。
==(感じたこと)==
著者の保育園は、
日中の殆どの時間が自由行動だそうです。
あくまで子どもがやりたいように過ごすそう。
アドラー心理学の考えを取り入れているのだとか。)
決めるのは〇〇。大人は〇〇を伝える
決めるのは子ども。
大人は決めるための材料を伝えるだけ。
始めから決めるのはむずかしい
だからまずは「選ぶ」からスタート。
(P48)
==感じたこと==
なんとなくわかる気がします。
決断・選択。
自分も苦手です。
できたら人に決めてほしい。
何が正解か教えてほしい。
小さい頃からの習慣なのでしょうね。
自分で選んだり決めることの大切さを感じました。
ちなみに、
子どもが決めたら(決めたことは)口出しはしません。
できそうにないならヒントは上げる。
あとは自分で考えさせて、
自分でできる体験を作ってあげるほうが良さそうです。
そのためには
大人側の余裕が必要そう。
時間的にも、
経済的にも、
精神的にも。
子どもは〇〇な存在
子どもは対等な存在。
上から目線で命令しない。
行動を起こしてほしいときには、
「~してくれませんか?」
「~してくれるとうれしいのだけれども」
のように、
命令ではなくお願いで。
こどもに、
「する」「しない」を考えてもらい
選択する余地を残す。
(P76)
〇〇できない大人には、
子どもは本音をしゃべらない
信頼できない大人には、
子どもは本音をしゃべらない
==感じたこと==
まさしく。
自分も気をつけなければ。
約束は守ること。
尊重すること。
嘘を平気でつくような人間は作ってはいけないなと。
難しそうですが、、
(自分のたくさん嘘をついてきていますし)
抱っこ抱っこ抱っこ
泣いたときに、
いつも対応してくれる。
その積み重ねが
子どもにとっての特別感を生む。
逆に
「誰も来てくれない」
「泣いても無駄」
と学習した脳。
その後の育ち方が変わりそう。
==感じたこと==
P114-117
このページ全部を
書き写したいぐらいでしたが、
簡単に書いてみました。
愛情の話です。
発達の最初の段階では、
スキンシップは大切のようです。
私には生後2週間程度の娘がいますが、
毎日のミルクとオムツ替え、
夜泣き的なことも始まって
抱っこしないと泣き止まないことも。。
この本を読んでみて、
毎日の積み重ねが大切なんだなと
あたらめて実感しました。
知らず知らずのうちにどんどん絆は強くなっていく
(P118)
絆なんて作ろうと思って作れるものではありません。
スキンシップ慣れるまでは頑張ってみます!!
感想
言葉の表現がうまい!
という本でした。
優しい言葉ですんなり頭に入ってくる感じです。
(読み返さないと忘れていることが
たくさんあったので、
個人的に再読必須です)
著者の保育園は
モンテッソーリ教育で自立心を育てる考え
+
アドラー心理学で人間関係の考えを
取り入れているようです。
92歳でも日々勉強されているのだとか。
メディアでは
高齢者の問題が注目されがちですが
勉強されている方や
なにかに必死で取り組まれている方は
いつまでも元気な印象です。
(理学療法士として病院勤務のときも思いました)
完璧な子育て、、
なんてものはないとは思いますが、
知らず知らずのうちに、
(いわゆる)ズレた育児に
ならないように
私も日々勉強していきたいと思います!
子育て中の方、
これから子育て予定の方、
子どもに関わっている方に
おすすめできる本でした。