凛として走る

コミック版 「語りかけ」育児: 0~4歳 わが子の発達に合わせた 1日30分間を読んでみたので感想など(子育て本14冊目)

語りかけ育児とは?

子どもの言語能力や知能を伸ばす育児方法。

サリーフォードさんという言語聴覚士さんが発表された方法。

具体的には?

  1. 毎日30分間子どもと1対1でしっかり向き合うこと
  2. 周りは静かに。
    できるだけ気を散らす者がない環境を
  3. 短い簡単な文で、
    言葉の間にゆっくり休みを入れて話しかける
  4. 子どもが主役
  5. 否定は厳禁

集中した環境を作って、

子どもが注意を向けていることに集中させること。

 

話すときは、

やや高めの声でゆっくり、短文を意識。

 

子どもが興味を持っていることを、

否定したり、

大人が先走って対応しないこと。

0~3ヶ月~

新生児からでも話しかけること。

内容は何でも良し。

 

赤ちゃんの出す音を反復。

歌ってあげる。

行動を実況中継もよい。

3~6ヶ月~

0~3ヶ月のことはベース。

擬声語や擬態語をつかってみる。

ぴょんぴょ~ん

コロコロ~

にゃ~

などなど。

 

実況中継なども行って、

話のテンポやリズムを伝えることができるのだとか。

6~9ヶ月~

周りのものに興味を持ち始める時期。

安全のため、

触ってほしくないものは近くに置かないこと。

 

おすすめは

繰り返しの言葉遊び。

・いない、いない、ばあ

・ギッタンバッコン

・ぶ~ん、ぶ~ん

などなど。

音を聞くのは楽しいという印象を与えるイメージ。

9~12ヶ月~

少しずつやり取りができ始める時期。

 

ものごと、できごとを

子どもと一緒にできる環境づくり。

あくまで、

子どもが注意を向けていることに対してで、

大人が選んだものを与えるわけではない。

 

子どもが選んだことに対して、

話しかけたり見守ったりの対応。

感想

1歳以降の語りかけ育児も書いてありますが、

基本は0才児と同じ感じ。

違うのは言語や社会性が増えるので

その対応を子ども中心にって感じでした。

 

我が子は現在2ヶ月ごろ。

実況中継や話しかけたり、繰り返したり

などは行ってきていますが、

いまいち成果がわからないのでなんとも。

 

けれど、

赤ちゃんの聴覚は良いと聞くので、

汚い言葉などは使わないように意識しています。

(話しだしたときに、

 親の悪い口調がうつったらいい気持ちはしないため、、)

 

===

 

本書は漫画のところもすごくわかりやすくて

すぐ実践できるなと感じました。

 

擬音語やゆっくり話すこと、繰り返すこと。

 

これからの我が娘の成長が楽しみでもあり、

親の責任も重大だなと改めて感じました。

 

===

 

1~2歳以降、

親子以外(親戚含め)の子どもや大人たちに出会うと思います。

喧嘩もするでしょう。

 

問題が発生したときに、

慌てることが少なく対応できたらなと思いました。

 

一読でも

「じぶんにもできるかも!」と

すぐに実践できる内容でした。

実践できると行っても、

実践していないと意味がないので、

短い文でゆっくり話すこと。

実況中継すること。

30分の時間を作ること。

続けていけたらなと思います。