凛として走る

P101~108【5 呼吸機能とその検査法】をまとめてみた②

ほのぼのランナーのgoshiです!

今朝は42kmの峠走+LSDでサブ4でした。

走り終わった後に、思ったより余力があった自分にびっくりです。

勉強しつつ、ランニングライフも充実させていきます!

 

呼吸の知識があったら、ランニングにも活かせるのではないか?という発想から、3学会合同呼吸療法認定士の試験合格を目指して勉強中であります。

 

少しでもお役立ち情報を届けることができたらと思っています。

よろしくおねがいします!

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フローボリューム曲線

  • 最大呼気努力曲線で得られる各気量を横軸、対応する各時間の気速(フロー)を縦軸にプロット(観測値などを点でぐらいに書き入れること)したカーブをフローボリューム曲線といいます。
  • 通常の最大努力呼気曲線をみても分かりにくい換気障害をパターン別に見ることができます。
  • 単位はL/sec
  • PEFE(いわゆるピークフロー)は、気管支喘息の呼吸機能モニタリングのために外来患者にもよく使われます。

 

  • 気管支喘息を疑い場合にまず行われるのが、気道可逆性試験です。
  • サルブタモールなどのβ刺激薬の吸入を行い、前後の1秒量を用いて、改善率を計算します。
  • 改善率=(負荷後1秒量-負荷前1秒量)/負荷前1秒量×100
  • 12%以上かつ1秒量が200mL以上に改善した場合、可逆性ありと判定します。

 

  • 気道過敏性試験は、気管支喘息の診断や重症度の判定に有用です。
  • 咳喘息(CVA)の診断に有用ですが、喘息発作を誘発する恐れがあります。
  • 方法
  • 標準法(段階法):非特異的に気道の収縮を起こすアセチルコリンなどを薄い濃度から段階的に濃い濃度まで吸入してもらい、そのときに1秒量がどう変化するかを調べる検査です。
  • 最初に測定したときの1秒量と比べて20%以上低下すれば陽性です。
  • このときの薬剤濃度を閾値をいいます。
  • 喘息では健常人より閾値が低いです。
  • アストグラフ法:アストグラフ(機械)により薬剤濃度を変化させて気道の呼吸抵抗の変化から閾値を決定します。

 

  • パイロメトリーのみでは肺気量の各分画を確定できません。すなわち、残気量(機能的残気量:FRC)を別の方法で測定しなければなりません。
  • そのための方法として、
  1. ヘリウム閉鎖回路法
  2. N2洗い出し開放回路法
  3. 体プレチスモグラフ法
  • があります。

 

  • ヘリウム閉鎖回路法は、変量式と恒量式があります。
  • 変量式は吸収される酸を補給しないもの。
  • 恒量式はスパイロメータの基準値が一定になるように酸素を追加していく方法。

 

  • N2洗い出し開放回路法は、準酸素を呼吸して肺内のN2をすべて洗い出し、そのN2量からFRCを知る方法です。

 

  • 体プレチスモグラフ法は、初期の肺の容積が、初期のボックス内圧、変動後の内圧および変動後の肺の容積から求められます。

FRC(機能的残気量)、RV(残気量)、TLC(全肺気量)、残気率の判定

  • 年齢による変化:RV,FRC,RV/TLCは年齢とともに増加します。
  • 測定体位による変化:外は、立位・座位に対してRV、FRCは低下します。
  • 閉塞性障害:RVの増加が一般にTLCの増加より大きく、RV/TLCが上昇します。
  • 拘束性障害:RVが低下します。TLCも低下します。よって、RV/TLCという指標で見ると正常かかえって増加します。

1回呼吸法により窒素洗い出し曲線とクロージングボリューム

  • 肺内の換気の不均等性を調べる検査です。
  • N2単一呼出曲線ともいいます。
  1. 安静換気から最大呼出を行います。
  2. 続いて100%酸素を最大吸気いまで吸入させます。
  3. ゆっくりとなるべく一定の気速で残気量位まで完全に呼出させます。

まとめ

  • 検査の種類とやり方、効果判定を知る必要があり。

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※間違った情報があれば申し訳ありません。

※各自で要確認!!

 

参考文献

・第25回3学会合同呼吸療法認定士 認定講習会テキスト

・呼吸療法認定士予想問題集

・呼吸療法認定士再現過去問題集(アプリ付き)

・呼吸リハビリテーション

・グーグル先生

 

これらを駆使して理解していきます!

 

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私はこれでスキマ時間に勉強中!