ほのぼのランナーのgoshiです!
呼吸の知識があったら、ランニングにも活かせるのではないか?という発想から、3学会合同呼吸療法認定士の試験合格を目指して勉強中であります。
少しでもお役立ち情報を届けることができたらと思っています。
よろしくおねがいします!
拡散機能
- 肺胞と肺毛細血管間のO2とCO2の移行は拡散によって行われます。
- この拡散を調べるための検査が、拡散能検査です。
- 肺の拡散能検査は肺・毛細管膜のガス拡散の測定を目指して行われますが、実際に測定されるのは肺胞から毛細血管内のヘモグロビンにいたる全課程の拡散です。
- 拡散能はガスの移動のしやすさを反映しており、抵抗の逆数(コンダクタンス)と見ることができます。
- 1回呼吸法、恒常法、再呼吸法があります。
検査法(1回呼吸法)
- COを含む混合ガスを吸入
- 10秒の息こらえ
- その後、一気に呼出
- 呼気中のCOガス濃度など測定して拡散能を算出します。
- 単位はml/min/mmHg
- 低下の原因は肺性因子と肺外因子があります。
- 肺性因子は、O2の拡散距離が延長する間質性肺疾患、ガス交換面積が減少するCOPDなどが代表です。
- 肺外因子は、心拍出量の減少や貧血症が因子となります。
コンプライアンス
- 換気はフイゴ運動に例えられるが、このような装置をモデルに換気という生理学的現象を力学的に解析するのが換気のメカニクスです。
- 換気力学の3要素として、換気量(V)、気流量(Vドット)、圧(P)があります。
- この中で圧変化に対する容量変化(⊿V/⊿P)がコンプライアンス(C)です。
- コンプライアンスは弾性を示す概念で、肺の場合、その伸びやすさを示す指標として用いられます。
- コンプライアンスの値が大きいことは肺が膨らみやすい性質を、小さいことは固く膨らみにくい性質を持つことを示します。
検査法
- 呼吸を段階的に止めながら気流のない状態で測定する静肺コンプライアンスと、連続的な換気中の圧・量曲線から求める動肺コンプライアンスがあります。
- 前者は肺の硬さの指標で、後者は換気の時定数の不均等性を検出するためのものです。
静肺コンプライアンス
- 最大吸気位まで吸気
- ゆっくりと気流阻止装置(シャッター)を通して呼出
- この間に0.3L程度ごとに気道を遮断
- 圧が一定になったら気道を開放する
- この動作を繰り返す
動肺コンプライアンス
- 吸気開始点(FRCレベル)と吸気終了点(約0.5L吸気した時点)の間の肺気量差と圧差との比から求める
- なお、換気量は400-500mlと一定になるようにし、呼吸数を変化させてその影響を見る。
- Cstは肺の硬さ、軟らかさを反映します。
- 正常値は0.1-0.3L/cmH2O
- 呼吸抵抗(Rrs)と呼吸リアクタンス(Xrs)は矯正オシレーション法(FOT)により測定します。
運動負荷検査
- 運動負荷の方法は、自転車エルゴメーターかトレッドミルが一般的です。
- 負荷は、1~3分毎に負荷量を増加させる漸増法、言っての負荷量で運動を持続する方法、予測最大心拍数を目安に運動させる方法などがあります。
- 呼吸器疾患では、漸増法が無難。
呼気NO測定検査
- 呼気中に含まれる一酸化窒素(NO)の濃度を測定することによって気道の炎症状態を評価する検査法です。
まとめ
- 各検査と計算方法も理解スべし
- (計算は今回省略)
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※間違った情報があれば申し訳ありません。
※各自で要確認!!
参考文献
・第25回3学会合同呼吸療法認定士 認定講習会テキスト
・呼吸療法認定士予想問題集
・呼吸療法認定士再現過去問題集(アプリ付き)
・呼吸リハビリテーション
・グーグル先生
これらを駆使して理解していきます!
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私はこれでスキマ時間に勉強中!