凛として走る

P170~185【6 呼吸不全の病態と管理】をまとめてみた⑦~穴埋め2問~

ほのぼのランナーのgoshiです!

呼吸の知識があったら、ランニングにも活かせるのではないか?という発想から、3学会合同呼吸療法認定士の試験合格を目指して勉強中であります。

 

少しでもお役立ち情報を届けることができたらと思っています。

よろしくおねがいします!

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急性肺血栓塞栓症

  • 遊離した静脈血栓右房、右室を経由して肺動脈を閉塞する状態
  • 主な原因:腰や骨盤腔の深部静脈血栓
  • リスクファクター :
  1. 長時間の安静座位
  2. 手術後:骨盤、下腹部の手術
  3. 骨盤や大腿骨の骨折
  4. 妊娠や産褥、経口避妊薬
  5. 心疾患、肥満、悪性腫瘍
  6. 先天性:アンチトロンビンⅢ欠損症、プロテインC欠損症など

所見

  • 突発する胸痛、呼吸困難、咳嗽、血痰、37.5℃以上の発熱。
  • 重症例では血圧低下、ショック、失神、チアノーゼなど
  • 多呼吸、頻脈、Ⅱ音肺動脈成分(Ⅱp)の亢進、ラ音、 喘鳴
  • 下肢深部静脈血栓を示唆する所見

 

検査所見

  •  検査所見:《     》の特定が重要
  • 心電図:急性右心負荷所見
  • 胸部単純 X 線写真
  • 胸部造影 CT
  • 99mTc 肺血流シンチ

 

治療

  • 抗凝固療法:急性期は《    》で開始し《      》へ変更する
  • 血栓溶解療法
  • 呼吸管理:PaO260mmHg以下で酸素吸入、改善されなければ人工換気を導入。
  • 循環管理
  • 外科的治療
  • 下大静脈フィルター

急性心不全

  • 「何らかの心臓機能障害すなわち心臓の器質的および/あるいは機能的異常が生じて心ポンプ機能の代償機転が破錠した結果、呼吸困難・倦怠感や浮腫が出現し、それに伴い運動耐容能が低下する臨床症候群」と定義。
  • 我が国心不全患者数は2005年において約100万人とされている。
  • 2020年には120万人に達すると推測されている。

 

治療

  • 急性心不全
  • →必要に応じて補液、強心薬の投与、補助循環など
  • 呼吸管理:
  • →急性心不全における呼吸不全の原因として、肺水腫の有無に加え慢性閉塞性肺疾患の合併や意識障害の有無を評価し、酸素飽和度の測定に加えて、血液ガス分析におけるpH、二酸化炭素分圧、乳酸の測定は重要である。

睡眠時無呼吸症候群

  • 睡眠中に頻回な呼吸停止または減弱化をきたし一過性低酸素、睡眠の分断などから日中過度の眠気といった自覚症状や交感神経活性の亢進に関連した心血管合併症をきたす疾患
  • 閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)と中枢性睡眠時無呼吸(CSA)に分けられる。

 

  • OSAの治療
  1.  減量
  2. 生活習慣の是正:飲酒、喫煙、睡眠薬などの悪化因子の禁止
  3. 体位療法:側臥位では舌根沈下が起こりにくい
  4. 外科療法
  5. 口腔内装置(マウスピース)
  6. 持続気道陽圧(CPAP
  7. 舌下神経刺激法 

 

  • CSAの治療
  1. 心不全などの基礎疾患に対する治療の適正化
  2. 酸素吸入療法
  3. CPAP
  4. ASV:陽圧呼吸療法の一つ
  5. 横隔神経刺激療法

穴埋めの答え

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急性肺血栓塞栓症

検査所見

  •  検査所見:《 Dダイマ 》の特定が重要

 

治療

  • 抗凝固療法:急性期は《ヘパリン》で開始し《ワーファリン》へ変更する 

まとめ

  • 呼吸器合併症をきたしやすい疾患の特徴も抑える

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※間違った情報があれば申し訳ありません。

※各自で要確認!!

 

参考文献

・第25回3学会合同呼吸療法認定士 認定講習会テキスト

・呼吸療法認定士予想問題集

・呼吸療法認定士再現過去問題集(アプリ付き)

・呼吸リハビリテーション

・グーグル先生

 

これらを駆使して理解していきます!

 

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私はこれでスキマ時間に勉強中!