凛として走る

ひとり親でも子どもは健全に育ちます を読んでみたので感想など(子育て本26冊目)

感想と心に残った言葉など

自動精神科医の先生の書かれた本です。

厳しくも優しく、

自分自身(親)が変わらなければと思わせてくれる本でした。

 

ちなみに私はひとり親ではありません。

が、内容は心に響くものも多かったです。

 

===

 

心の障害は「人間関係にある」

または「まったくない」状況で起きるそうです。

 

ではどうしたらいいか?

 

人との絆(関わり)をたくさん作りましょう!

 

と。

本書はひとり親の方を想定されています。

ひとり親でも、

周りの人に頼ったり関わったりすることで

子育てに余裕が生まれてくるそうです。

 

自分一人で抱え込まないようにってことですね。

(コミュ症の私にはややハードル高めですが、、)

 

色々な人の手を借りることは、子供の育ちを豊かにします。

親だけでは、

子供の育ちに必要なものを十分与えることができません。

ですから、

多くの人たちと親しい関係を育んでいくことが望ましいです。

 

昔はご近所さんとの付き合いが多かったようですが、

現在は隣りに住んでいる人すら知らないことも。。

(私もアパート住みですが、隣人は挨拶程度。。)

 

利用できることとしては、

などもあるとのことです。

 

私が住んでいる高知市では

生まれたあとに、

市役所の人?が自宅に訪問に来ました。

(5万円くれました)

 

そのときに、

県や市のサービスについての質問もできますし、

頼れるところのパンフレット的なものもいただきました。

 

利用しなくても、

利用できるサービスを知っているのと

知らないとでは心の余裕が違うので、

色々な考えを取り入れよう!

という方が楽しく生活ができそうと思います。

思春期の子どもに大切なのは、

親が意見は言わずに、黙って見守ることです。

子供が訪ねてきたら、

一生懸命こたえてあげてください、と。

しかし、子供から求めていないのに、

心配したり意見を言ったりする必要はありません。

 

思春期の子供が悩んでいる問題は、

親が意見を言ったとしても解決できるような

問題ではありません。

 

口出しすればするほど、

うっとうしがられて、

最悪暴力などにも繋がってしまうこともあります。

 

見守ることによって、

安定期と呼ばれる状態になるそうです。

雑談

本書には、

離婚についてや新しいパートナーについて、

パートナーがなくなっている場合などについての

アドバイスも書かれています。

 

私は今のところ無縁かなと思っているため、

読んでいませんが、

もし引っかかったことがあったら、

佐々木先生の温かい言葉で

なにかヒントがえられるかもしれません。