こんにちは!
goshiです!
村上春樹さんの「走ることについて語るときに僕の語ること」を読んだので紹介です。
村上春樹さんといえば小説家です。
村上さんは毎日 1時間・10km近く走り、月300km以上走っているようです。
33歳から初めて30年以上走っていることになります。
しかも30歳あたりから小説家となっているようです。
それまでは他の仕事をしながら、合間合間で書かれていたようでうs。
フルマラソンにも年に何度も見出られたこともあるようです。
100kmマラソンやトライアスロンに挑戦されたこともこの本に書かれていました。
この本には、練習内容や大会やレースでの思ったことも書かれており、「わかるなあ」と思わせてくる文章が多くありました。
また、瀬古利彦さん有森裕子さんとの出会いも紹介されています。
特に瀬古さんに対しての質問に、
「瀬古さんぐらいのレベルのランナーでも、今日は走りたくないな、いやだな、家でこのまま寝ていたいなと思うことってあるんですか?」
ということを聞いたそうで、
「あたりまえじゃないですか。そんなのしょっちゅうですよ」
と答えられたそうです。
それでもやるのがプロですよね!
自分もそれぐらいの意識で日々、生きていこうと思わされました。
村上さんは小説家に必要なものに、集中力と持続力を上げています。
これはマラソンにも言えることだと思います。
集中力がなく適度に走っていては、目指している目標にはなかなか到達できません。
持続力がなければ力は落ちていきます。
この本の中の表現で一番好きなところは、
負荷が何日か続けてかからないでいると、「あれもうあそこまで頑張る必要はなくなったんだな。あーよかった」と自動的に筋肉は判断して限界値を落としていく。筋肉だって生身の動物と同じで、できれば楽をして暮したいと思っているから、負荷が与えられなくなれば、安心して記憶を解除していく。そしていったん解除された記憶をインプットし直すには、もう一度同じ行程を頭から繰り返さなくてはならない
つまり、昔はできていても練習を続けていないと、今は同じようにはできないというのです。
私にとって、この言葉には 非常に心に刺さりました。
それは 5年前に出したサブ3という記録がいつでも出せると思っているうちに、もう4~5年達成できていません。
またその時の感覚を体に覚えさせていかなければなりません。
一度できたからといっても同じようにできるとは限らないのが、スポーツの面白いところでもあります。
村上さんは年齢を重ねてタイムや走力が落ちてきても、継続して運動をされているようです。
私も運動の継続によって、健康管理の維持は続けていないなど改めて考えさせられました。
走ることが重要なことではなくて、「なにが人生を楽しくするのか?」ということが重要だと感じます。
それを走ることを通じて楽しくなるってことを今後、伝えていけたらと思います。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。
では、今日も楽しく走って行きましょう!