凛として走る

呼吸療法認定士試験:計算問題②~4.血液ガスの解釈~

おはようございます!

ほのぼのランナーのgoshiです!

呼吸の知識があったら、ランニングにも活かせるのではないか?という発想から、3学会合同呼吸療法認定士の試験合格を目指して勉強中であります。

 

少しでもお役立ち情報を届けることができたらと思っています。

よろしくおねがいします!

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肺胞気・動脈血酸素分圧較差(A-aDO2)

酸素化能障害の程度を表し、換気血流不均等、拡散障害の全体を反映するとされています。

 

肺胞気式(空気呼吸時)

PAO2=150-PaCO2/0.8

A-aDO2=PAO2-PaO2

 

PAO2 → 肺胞気酸素分圧

PaCO2 → 実測動脈血O2分圧

PaO2 → 動脈血酸素分圧

PaCO2と肺胞換気量の関係式

PaCO2×肺胞換気量(VドットA)≒一定

  • この式から言えることは、換気とPaCO2の関係は反比例するということ。
  • PaCO2は換気の重要な指標である。

生理学的死腔率(VD/VT)

VD/VT=(PaCO2-PECO2)/PACO2

 

PaCO2 → 実測動脈血O2分圧

PACO2 → 肺胞気CO2分圧

PECO2 → 平均呼気CO2分圧

  • VD/VTの正常値:25-35%

血液ガスの正常範囲

PaO2=70.5+0.084(身長、m)-0.014(年齢、年)(男性)

PaO2=114.6-0.139(身長)-0.152(年齢)(女性)

PaCO2=41.3+0.012(身長)-0.032(年齢)(男性)

PaCO2=35.4+0.029(身長)+0.014(年齢)(女性)

A-aDO2=29.7-0.099(身長)+0.024(年齢)(男性)

A-aDO2=-7.3+0.104(身長)+0.135(年齢)(女性)

*これらは厳密な評価が必要な場合に使用。

 

*実際の臨床では、大体の目安(代表値)から以上を判定しても良い。

PaO2:80mmHg以上

PaCO2:40±5mmHg

動脈血pH:7.40±0.05

 

混合静脈血の場合

PVO2:40mmHg

PVCO2:45mmHg

A-aDO2:20mmHg以下

 

PaO2/FIO2:400mmHg以上

ヘンダーソンハッセルバルヒの式

pH=6.1+log[HCO3-]/0.03×PaCO2

塩基過剰(BE)

BE=患者BB-正常BB

 

BB → 緩衝塩基

アニオンギャップ(AG)

代謝の指標

AG=(Na+K)-(CL+HCO3)

 

代謝性アシドーシスの診断には有用

まとめ

うん!

よくわからん!

血ガス関係の計算式一覧でした! 

  

===

 

※間違った情報があれば申し訳ありません。

※各自で要確認!!

 

参考文献

・第25回3学会合同呼吸療法認定士 認定講習会テキスト

・呼吸療法認定士予想問題集

・呼吸療法認定士再現過去問題集(アプリ付き)

・呼吸リハビリテーション

・グーグル先生

 

これらを駆使して理解していきます!

 

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私はこれでスキマ時間に勉強中!