個人的に気に止めておきたいところを
ピックアップして書いております。
内容
折り合いをつけてくれる本です。
自分の固まった考えが、
少し緩めてくれる優しい本でした。
やらないよりは、やる方がマシかな
これぐらいが、
仕事を無理なく続けるコツ。
自分が幸せか不幸か?
「幸せでなければいけないか」といえば、
そんなことはまったくない。
幸か不幸かなんて、大して意味のないもんやと
著者は言います。
幸せという判断は、
他の誰かと比べて自分はどうか、
と決める人が多いそう。
「こうあらねばならない」
これは荷物みたいなもん。
ストレスでしかない。
人を変えることにエネルギーを使わない
自分がどうしたら快適に過ごせるか、
にエネルギーを使うこと。
結局、
100%満足できる環境はない。
だから大事なのは、
今いる場所で、どうしたら己が快適に過ごせるか?
ってこと。
たとえ家族でも、自分は自分、他人は他人。
情は執着の証。
たとえ家族でも、自分は自分、他人は他人。
我を押し付けると、相手も自分もつらくなる。
相手の都合を大切にする。すると?
自分の都合も大切にしてもらえる。
「この人なら、この職場なら」とか、
そんなもんは自分の甘えや幻覚と思って、
最初から期待しないこと。
着たして望まなければ、
また別のやり方や道筋が見えてくることもある。
1から10まで面倒を見ると、成長は止まってしまう
人には巣立つときがやってくる。
だいたい20歳前後で自立していく。
最近は、このすだちがうまく行っていない。
寂しいから、いつまでも子どもに引っ付いて手放したくない。
いつまでも親の言うことを子どもに聞かそうとする。
子供が成人して結婚してからでも、
親として濃密に関わろうとする。
そんな依存的、支配的な親が、
子供の自立を阻んでいることが多い。
会社も同じで、
我を押し付けたり、私情を挟んだ指導で、
部下や写真を振り回して疲弊させてしまう人も多い。
社員の行動を1から10まで
管理しないと気がすまないというのは
その例かもしれない。
そうすると、巣立ちがうまく行かず、、
いつまで立っても一人前にならない。
(ここのフレーズがぶっ刺さってそのまま引用です)
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わかるような、実行できないような。
子育てにも重要なところだなって思いました。
感想など
精神科医の先生の本であり、
とてもわかりやすい本でした。
「ねばならない」って思考を
捨ててみるとほんとに楽そうです。
かといって、
恥ずかしさもあるし、
これまでの習慣、
今の環境もあるため
変えられるかって言うと難しいかもしれない。
しかし、
変わるのは自分。
自分が快適に過ごすにはどうしたらいいか?
悩みがあったときには、
自分に質問してみたらいいかと思いました。