凛として走る

心に折り合いをつけて うまいことやる習慣 を読んでみたので感想など(ビジネス書5冊目)

個人的に気に止めておきたいところを

ピックアップして書いております。

内容

折り合いをつけてくれる本です。

自分の固まった考えが、

少し緩めてくれる優しい本でした。

やらないよりは、やる方がマシかな

これぐらいが、

仕事を無理なく続けるコツ。

自分が幸せか不幸か?

「幸せでなければいけないか」といえば、

そんなことはまったくない。

幸か不幸かなんて、大して意味のないもんやと

著者は言います。

幸せという判断は、

他の誰かと比べて自分はどうか、

と決める人が多いそう。

 

「こうあらねばならない」

これは荷物みたいなもん。

ストレスでしかない。

人を変えることにエネルギーを使わない

自分がどうしたら快適に過ごせるか、

にエネルギーを使うこと。

 

結局、

100%満足できる環境はない。

 

だから大事なのは、

今いる場所で、どうしたら己が快適に過ごせるか?

ってこと。

たとえ家族でも、自分は自分、他人は他人。

情は執着の証。

たとえ家族でも、自分は自分、他人は他人。

我を押し付けると、相手も自分もつらくなる。

相手の都合を大切にする。すると?

自分の都合も大切にしてもらえる。

「この人なら、この職場なら」とか、

そんなもんは自分の甘えや幻覚と思って、

最初から期待しないこと。

 

着たして望まなければ、

また別のやり方や道筋が見えてくることもある。

1から10まで面倒を見ると、成長は止まってしまう

人には巣立つときがやってくる。

だいたい20歳前後で自立していく。

 

最近は、このすだちがうまく行っていない。

寂しいから、いつまでも子どもに引っ付いて手放したくない。

いつまでも親の言うことを子どもに聞かそうとする。

子供が成人して結婚してからでも、

親として濃密に関わろうとする。

そんな依存的、支配的な親が、

子供の自立を阻んでいることが多い。

 

会社も同じで、

我を押し付けたり、私情を挟んだ指導で、

部下や写真を振り回して疲弊させてしまう人も多い。

 

社員の行動を1から10まで

管理しないと気がすまないというのは

その例かもしれない。

 

そうすると、巣立ちがうまく行かず、、

いつまで立っても一人前にならない。

(ここのフレーズがぶっ刺さってそのまま引用です)

 

===

 

わかるような、実行できないような。

子育てにも重要なところだなって思いました。

感想など

精神科医の先生の本であり、

とてもわかりやすい本でした。

 

「ねばならない」って思考を

捨ててみるとほんとに楽そうです。

 

かといって、

恥ずかしさもあるし、

これまでの習慣、

今の環境もあるため

変えられるかって言うと難しいかもしれない。

 

しかし、

変わるのは自分。

自分が快適に過ごすにはどうしたらいいか?

悩みがあったときには、

自分に質問してみたらいいかと思いました。