凛として走る

【ランニングアドバイザー受講 8】熱中症になったらどうする?対策は?

この記事を書いているのは4月中旬です。

季節が変わって気温が高くなってくる季節となりました。

ランナーさんに気をつけてほしいことの一つに

熱中症

があります。

f:id:midyuti:20220417104212j:plain

熱中症という言葉は知っているけれど、

実際にどんな症状が出るの?

どんなことに気をつければいいの?

ってことは分かっていないかもしれません。

 

ランニングアドバイザーの講義でも

熱中症に関して触れたので

ここでも簡単に紹介していきます。

 

よろしくおねがいします!

熱中症とは?

高温環境下で、体内の水分や塩分・電解質のバランスが崩れ、体温の調整機能が破壊するなどして発症する障害の総称です。
熱中症には、気温・湿度・風速・直射日光などが関係します。同じ気温でも湿度が高いと危険性が高くなるので注意が必要です。

また、運動強度が強いほど熱の発生も多くなり、熱中症の危険性も高まります。

つまり、

ランニングする環境によって身体に危険が及ぶってことですね。

熱中症になったらどうなる?

f:id:midyuti:20220417104436j:plain

Ⅰ度 軽度

  • めまい・失神
  • 筋肉痛・筋肉の硬直
    (こむら返りなど)
  • 大量の発汗

走っていて足がつってきたり、

めまいなどの症状が出てきたら

熱中症と思ったら良いでしょう。

 

元気なときとは違う

何らかの症状と言った感じです。

Ⅱ度 中等度

  • 頭痛
  • 気分の不快
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 倦怠感
  • 虚脱感

頭痛や吐き気・極度の疲れなどを

感じるようになれば

かなり体に負担がかかっています。

 

体の水分や電解質といったバランスが

崩れて以上を着たしている状態です。

Ⅲ度 重度

f:id:midyuti:20220417104358j:plain

ここまできたら熱中症の重度です。

走れるレベルではないでしょう。

意識障害まで来たら

命の危険もあります。

無理できる状況ではありませんが、

絶対に走ろうとしないようにしてください。

熱中症と感じたら?

f:id:midyuti:20220417104423j:plain

※できるだけ早く体温を下げることが重要!

  • 日陰に移動する
  • 水分を取る
    一気に飲むではなく少しずつ時間を開けて
    (人は一度に200ml前後を吸収できるようです)
    (それいがいは尿となります)
    (10~15分程度あけて再度飲みましょう)
  • ナトリウムなど塩分のある飲み物を飲みましょう
  • 衣服を脱がせて、身体を冷やします。
    (程度はわきまえてね!)
  • 左右の首・脇の下・足の付根の6箇所を中心に
    氷嚢などの冷たいもので冷やしましょう。
  • 体全体を水で濡らし、
    仰いで風を送ることで体温が下がりやすくなります。
  • 重症度が疑われる場合には、
    すぐに救急搬送の手配をします。

熱中症かな~

と思ったら水分を取りましょう。

ランニング中であれば、

歩いたりスピードをおとすなりして

気分を整えましょう。

 

帰宅したあとは、

数時間は体を休めてあげましょう。

予防するにはどうしたらいい?

f:id:midyuti:20220417104510j:plain

  • 運動の前後に体重を測り、
    運動後の体重の減少が
    運動前と比べて2%以内に収まるように
    運動中の水分補給を行いましょう!
  • 気温の高い日や湿度が高い費の運動はなるべく避けること。
  • 夏は早朝や夕方など
    比較的気温の低い時間帯を走ること。
  • 運動時間や強度はゆっくり増やしていくこと。
  • 体調不良や、二日酔いで走らないこと。
  • アルコールは脱水となるようなので、
    飲みすぎないこと。

雑談

f:id:midyuti:20220417104532j:plain

ちなみに私はいつも熱中症になっている気がします。

練習中でも3時間ほど走るときには、

ふらふらになりますし、

疲れもひどく感じます。

ごくたまにめまいなども感じます。

 

そんなときは、

だいたいスピードを落とします。

しんどいときには日陰てしばらく休んだりしたことも・・・

 

なんにせよ

味わったことがなければ熱中症なんてわかりません。

 

あなたに熱中症になれ!

とは全く思っていませんが、

フルマラソンなどにでたときに、

足がつったり、

飲み物が非常に欲しくなったり、

極端にしんどくなったり、

走りたくなくなったり

したときには熱中症のサインですので、

練習のときには注意して走ってくださいね!

 

ラソン大会などでは

AEDなどの準備がされていますし、

周りに人もたくさんいます。

しかし、一人の練習中に助けてくれる人は

まずいません。

その辺に歩行者がいたとしても、

近寄ってきてくれる可能性は

だいぶ低いですし、

近寄っても軽く声をかけて

見ているだけかもしれません。

 

倒れたときにどうしたらいいのかは、

自動車教習所などで

心肺蘇生の練習をしたときにやっていたとしても

いざという時に使えるものではありません。

 

自分の身は自分で守れるようにしておきましょう。

 

てな感じで、

今日はこのへんで。

ここまで読んでいただきありがとうございました!